デザートの存在とは

食後のデザート

甘いものは別腹という言葉があるように、おなかがいっぱいでもついつい食べてしまうのがデザートです。
食事最後に提供されることが多いですよね。
イタリア料理やフランス料理ならコーヒーや紅茶とともに比較的甘いデザートが提供されます。
見た目にもこだわっていて目でも楽しませてくれるものが多いです。
イタリア料理ならパンナコッタやティラミスなどで、フランス料理ならケーキやアイスが多いでしょうか。
一方和食の場合はお茶とともに季節の果物などが一般的です。
比較的甘みを抑えたデザートが提供されることが多いです。
羊羹や団子などが提供される場合もあります。
どちらも食後に食べるとさっぱりしてとても満足した気持ちになるという共通点があります。
このデザートが美味しくないと、今までの料理がどんなにおいしくてもテンションが下がってしまいます。
そういった意味ではコース料理において重要なポジションだと言えます。
そんなデザートですが、何も食後だけ食べるものではありません。

ご褒美や励ましとしてのデザート

デザート単品で楽しむこともできます。
今は、コンビニスイーツが充実しています。
ちょっと甘いものが食べたいなという時にいつでも手軽に楽しむことができます。
ちょっとした自分へのご褒美として手軽ですよね。
様々な記念日、例えば結婚記念日や誕生日はもちろん、合格祝いや進級・昇進祝いなどでも活躍します。
コンビニスイーツに限定する必要はもちろんなく、近くのケーキ屋さんや和菓子屋さんでも上記のようなときに購入したことがある人いるはずです。
それ以外にも悲し事やつらいことがあった時に自分や相手を励ますために購入することもあります。
嬉しい時でもつらい時でも不思議と食べたくのなるのがデザートです。

デザートで笑顔に

どんな場面でのデザートでもそれを口にしたときに広がるのは幸福感です。
それを得るために私たちは甘いものを口にしたくなります。
ケーキでも団子でもティラミスでもプリンでも、美味しいデザートを食べると不思議と幸せになります。
それはきっと普段はとは違う特別な気持ちを味わえるからではないでしょうか。
食後の幸福感、うれしい時の高揚感、悲しい時の励ましなどどれも笑顔になりたくて口にしています。
私たちは知らず知らずのうちにデザートで笑顔になろうと思っているのかもしれません。
そういった意味では、人生になくてはならないものなのでしょう。
誰かと喧嘩したり、気持ちが落ち込んでいるときこそ、デザートを食べてみましょう。
きっと幸せな気持ちになりますよ。

フレンチとイタリアンにはどのような違いがあるのか

原型はイタリア料理

日本でも洋食は人気となっており、特におしゃれな雰囲気が楽しめるイタリアンやフレンチのお店はデートなどでもよく利用されています。
どちらも美味しい料理が楽しめますが、実はその違いがよくわからないという人も少なくありません。
まず、フランス料理の原型はイタリア料理と言われており、長い年月をかけて少しずつ違いが生まれていきました。
イタリアンはどちらかというと素材の良さを活かしたシンプルな料理となっており、フレンチの場合はソースにこだわりを見せているという違いもあります。
炭水化物ではフレンチではパンを使うことが多いですが、イタリアンではパンも使われるものの、どちらかというとパスタが選ばれることが多くなっています。
炭水化物系ではカジュアルに食べられる洋食として知られているピザもイタリアンの代表的なメニューです。

オリーブオイルとバター

日本の料理では油分としてはサラダ油や米油などが使われますが、油脂の違いでもフレンチかイタリアンかを見分けることができます。
まず、イタリアンのほうはオリーブオイルをメインに使うことが多く、パスタなど加熱料理にはもちろん、サラダのドレッシングなどにも採用されています。
さらにイタリアンではトマトを使った調理も多いのも特徴です。
これに対してフレンチの場合はバターや生クリームなどよりコクのあるこってりとした油分を使うことが多いのが特徴的です。
調理の工程もイタリアンはどちらかというとシンプルで、フレンチはより複雑な工程で凝った料理も多くなっています。
豪華な食材が使われることも多く、フレンチではフォアグラ、エスカルゴやトリュフなども代表的な食材です。

マナーの違いを知る

美味しい料理を楽しむためには、マナーもしっかりと理解しておきたいところです。
イタリアンもフレンチもナイフやフォーク、スプーンなどが使われるのでどちらも同じように食べられるのではというイメージもあります。
イタリアンとフレンチはマナーにも大きな違いがありますので、その違いも理解しておきましょう。
まず、イタリアンではフォークを使う際はフォークの背に料理を乗せて食べますが、フレンチではそのような食べ方はしません。
さらにスープをスプーンですくう際も、イタリアンは手前から奥にスプーンを運ばせることとなりますが、フレンチは奥から手前に運ぶという風に全く逆となっています。
食べ終わったあとのフォークやナイフの置き方も、イタリアンでは縦に並べるのがマナーとなっていますが、フレンチでは3時の方向、もしくは右斜め下に柄を置くこととなります。

楽しめるフレンチのお店の選び方

素晴らしいフレンチレレストランが多く存在しています

16世紀からフランス王国の宮廷料理という形で称賛されてきたフレンチ料理ですが、ここに来て日本国内にも広まって、ランチであっても手を煩わせることなくフレンチを楽しむことができます。
元々宮廷料理という形で発展を見せたフレンチの経緯も影響し、デート、あるいは記念日や結婚式の二次会などスペシャルな日に使用されるワンレベル上のレストランという捉え方が強いです。
料理もムードも楽しむことが可能なフレンチのお店の選び方を理解することは重要になります。

伝統的で味の濃さが合う店を選びましょう

フレンチのお店を選択するポイントがいくつかあります。
まず第一に、トラディショナルなフレンチを学習しているかがポイントになります。
フレンチのベースは宮廷の由緒ある伝統といえます。
こうした伝統に沿っていなければ、フレンチを満喫したことにはなりません。
フレンチをエンジョイするのであれば、とにかく適正にフレンチを会得したお店を前提条件に選択することが重要になります。
それから、味の濃い薄いが私達日本人に向いているのかという点も重要になります。
西洋の料理の発生源はイタリアと考えられます。
そして、フレンチに関してもまたこのことに変わりなく、イタリア料理に触れる迄は、スプーンあるいはフォークも利用せず手を用いて口に入れられていたのがフレンチになります。
手を使って食べ易いようにフレンチは、さらさらしないソースがメインでした。
要するに味のとても濃い料理であるといえます。
伝統的であるほど、とても濃いフレンチが現れますので、食べ慣れていないと、その食事をエンジョイすることは出来ない可能性もあります。
ですから、お店を選ぶときは味の濃さに注目する必要があります。

初心者にとっての選ぶポイント

また、ビギナーはダシが備わっているフレンチを探しましょう。
フレンチには原則として昆布、あるいはかつお節と同様のダシは存在していません。
その結果、飾り気のない味に触れることはあまりないのが現実の姿です。
料理が変化を見せる時もワインを挟みつつ、舌に対して味を残しすぎず、次にやってくる料理をエンジョイするのがフレンチになります。
食事の間、あるいはコースを見込んだ食事を実行しなければ楽しむことができないのが本格的なフレンチといえます。
従ってビギナーはコンソメあるいはブイヨンを率いた食事が散見されるお店をサーチすれば食べやすく堪能できます。
また、雰囲気も重要になります。
お食事は原則的に味を楽しんで、会話に対して華を咲かすものといえます。
行儀作法も重要かもしれませんが、そのことが食事を食べることの本質ではないのです。
現実の上でそのお店まで出向いてリラックスしてお食事を楽しめるか、店にいくまえに、考察しましょう。